前回のBlogでカラダの土台を鍛えるところから始める、という話しをしました。具体的には、自重筋力を扱いながら、筋持久力、体幹力、を合わせて心肺持久力も同時にトレーニングしていく三角形の概念を出してご説明しましたが、これは本当に体力の基本部分でしかありません。これに様々なカラダの要素も組み合わせてトレーニングしていくことで、カラダにキレが出て劇的にキレイなスタイルになります。
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カラダの機能要素として次に取り組むのは、エネルギーを扱う2つの要素「スタミナ」と「パワー」になります。この二つの要素は特に日常生活を快適にするために大きく関係する要素です。そして、この2つの要素が高ければ、充実したパワフルな一日を過ごすことが出来るようになります。
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Ume-tre Method:F4-2nd. Axis Energy Elementの機能向上と基礎体力チェック
まず、三角形の下横軸に位置するスタミナですが、エネルギーを貯蔵していくカラダの機能になります。土台の三角形を強くする中で主に心肺持久力を高めることでこのスタミナが付いてきます。カンタンに言えば、
・動いても息が上がりにくくなった (>Д<*;)⇒\(  ̄▽ ̄ )/カルイカルイ♫
・仕事や家事をしていても疲れにくくなった(筋持久力、体幹力、自重筋力などの純粋な体力面もUPしている方がなお良いです。)
・集中力が増して来た
というのが「スタミナがある」という状態で、この形が整ってくるとスタミナの矢印と共に三角形の底辺部分がどんどん広がっていきます。逆に、
・体幹や筋力は強いけれど、カラダを大きく動かすことをあまりしてこなかった方
・筋トレ中心にトレーニングをしてきた方(有酸素が少ない方)
は、下記のように、底辺が短く縦型の二等辺三角形の形状になります。
スタミナが付けば、ちょっと動いたら、疲れたといって座ったり休んだりする時間がなくなるので、効率の良い一日を過ごせるようになります。このスタミナをつけるためには、土台部分との連携だけでなく、運動メニューを通じて運動量(仕事量)を処理したり、集中力を高めることを意識的に行っていく必要があります。
(※Ume-treは、数値データを捕捉して統計学的アプローチをしながら自身の位置を把握しそこから伸ばしていくスタイルを取るので、図式としても表現されてきます。)
一方で、縦軸に位置するパワー(反動力/瞬発力)は、エネルギーを放出していく機能になります。瞬発的に動く力や反動を使ってモノを移動させたり、持ち上げたり、押し引きをする力を指します。 日常生活の動きは、ほぼ反動を使ってモノを扱っています。例えば、朝起きてベッドや布団から出るときも反動を使って起きているハズです。ここでいちいちゆっくり筋肉に効かせるように起きたりしていては、遅すぎて一日が何時間あっても足りません。 ((((( っ-_-)っ ソロリソロリ。キカセルヨーニ…。 早く作業や家事、仕事を終わらすためには使えるものは全て導入してなるべく早く終わらせることが出来た方が得です。そして、このパワーには瞬発力も含まれます。
道を歩いていて目の前の信号が点滅し始めたとして、あなたならどうしましょう? 運動をしていなければ、諦めて次に青になるのを待つかもしれません。でも、このパワーを鍛えられていたら?とっさに駆け出して信号を渡り切ることができるでしょう。無理しなくていい、というご意見も聞こえてきそうですが、信号を渡り切っていれば、行きたい場所にもう歩きだせています。人生は短いと考えるなら、少しでも時間を大切に出来た方が良いに決まっています。パワーを鍛えるには、有酸素だと100m~400mまでのランニング。また、垂直ジャンプにあたる縄跳びも適しています。
年齢が上がるとジャンプする、という行為自体が生活にはなくなるので瞬発力がどんどん退化していってしまいます。 試しにご自宅にペットボトルがあったら、横に倒して床に置き、それをジャンプで跳び越えられるか?やってみてください。男性もそうですが、特に女性の皆さんはこう感じられる方が多いのではないかと思います。
・ビックリするくらい足が上がってない
・跳べない、つまづきそうになった
・連続では跳びたくない気持ちになった 子供の頃は、なんでも楽しくて跳びはねていた、なんて記憶もあるかもしれませんが遠い昔の記憶です。そうです!瞬発力は大人になってから
これから老いに対抗するためにも是非ともトレーニングして鍛えておきたい場所なのです。ε=ε=( ノ ̄▽ ̄)ノとぅーっ☆
では、実際に今時点でどのくらいスタミナとパワーがあるのか?出来る方はチェックをしてみましょう。
エネルギーを上手く扱おう!
《2nd. Axis Energy Element Check》
With the running clock is 1min. ×1R (タイマーを1分にセットして1ラウンドだけ行います。)
S1. 1min. Burpees(1分間のバーピー:男性向け)/1min. Modified Burpees(1分間の胸をつけないバーピー:女性向け)
◎考え方:なぜバーピーか?というと、この動きにはカラダ全体を反動を使って行うほぼすべての要素がつまっています。これを1分間続けるという行為は、パワーとスタミナの両方を一度に推しはかることが出来るからです。
<やり方>:立った状態から一気に腕立て伏せに入る前のハイプランクの状態になります。そのあと腕立てを1回行い(胸をしっかり床面につける)、その後、足を一気に引き付けて立った状態になり、1回だけジャンプをして手を頭上で1回たたきます。これで1回。
女性向けのモディファイド・バーピーは胸をつけず、ハイプランク、立つ、ジャンプを繰り返す形です。
動画は追って上げていきますが、今は動画説明が出来ないので、バーピーで動画検索をしてみてください。スグに出てきます。)
※上記のバーピーがキツイと感じる方は、Down Ups(ダウン・アップ)という立った状態から、一度ハイプランクの状態になり、また立った状態に戻るだけ(ジャンプなし)に変えてチェックしてみてください。
※1分間の間に何回出来たか?を記録してください。途中で休憩が必要だった方はそれも記録してください。
次回は、次のカラダの機能向上要素の解説とチェックメニューをご用意したいと思います。
それではお楽しみに。( ´ ▽ ` )ノ
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