「身体能力が高い ★\(ハ ̄▽ ̄イ)/★」
特にスポーツの世界、アスリートに対してこの表現はよく使われるように思います。
例えば、大谷クンの50/50の達成もそうだし、二刀流の実現が出来ることも
彼が類まれなる身体能力を持ち合せているから。
コレに異論がある人は世の中にはいないハズ・・・。
ましてや彼は野球で成功するために尋常じゃない努力と練習を重ねてきているのも
誰しもが知っている事実。
そう。スポーツの世界で「身体能力」という言葉は、話題になっている選手を評価したり、
話題にする時に一つの尺度として使われていて、誰もそれに違和感は覚えない。
じゃあ、フィットネスの世界ではどうだろう?
ジムでトレーニングしている人に対して「身体能力」で評価すると違和感が出るように感じてしまうのは自分だけではないはずだ。
たぶん、「パフォーマンス(テクニック的)」の要素がないので、
この言葉がフィットしないように感じるからだろう。
一方、
ジムに来ている人たちの身体能力を上げるサポートをするのがトレーナーの役目であるなら
ば、身体能力の評価をしなくては本来のジムの存在意義が不明確になってしまうように思う。
でも、ザンネンながらこれを怠ってもフィットネスビジネスは成り立ってしまう。
図書館のようにしているジムも多いから。
おいてある書物を、マシンや器具に置き換えるてみると分かりやすい。
使用したい人がお金と許可だけもらって使用できるようになっていると考えれば、
図書館もジムもシステム的に同じである。
◇
こないだ開催したファンクショナルイベントで行うメニュー選定の際、
強度基準をどうするのか?という話が持ち上がりました。
懸垂バーにぶら下がって膝を上げ下げする「ハンギングニーレイゼズ」という種目がその
対象になった。
オーナー:
「 身体能力的にちょっと強度が高すぎると思うんですよね。
当施設でこの動きが出来る会員さんは殆どいませんよ。
だから取り入れない方がいいんじゃないかと。」
ムリデスッテ。(¬0¬〃 ) ( ̄_ ̄; )
ウメトレ:
「いや、手が届かなければ脚立を使ってぶら下がればいいし、
しっかりサポートするのでこのくらいはチャレンジしてもらいたいんですよね。」
(¬_¬〃 ) ヾ( ̄0 ̄; ) ヤラナイト!ハジマリマセンヨ!
この会話の行きつく先は見つからず、
結局責任を取るということでメニューに入れ込むことにしました。
結果は、前回のBlogにも載せた動画で観れマス。。
ファンクショナルトレーニングの傾向として、
少人数のクラス形式で行うことが多いことから、複数のムーブメントを軽々とこなせると、「身体能力」的な尺度で評価されることが多いように感じます。
それは、
よりスポーツ的な側面でみられ、「パフォーマンス(テクニック的)」要素が自然と入って来る。
感じではないかと。
そして多くの場合、身体能力が高いかどうか?は結果論であって、まず
トレーニング結果の積み重ね自体が周知されていることが前提で、
ボディメイクや筋トレが中心のジム(パーソナルジムではない。)によってはそこまで会員のフィットネスレベルを把握する必要があるのか?
という疑問が残ります。
個別カルテや体力テスト的なものを導入しているジムならともかく…。
冒頭の話し。図書館的なジムであれば、身体能力を評価する必要はないわけだし。
でも、そうなるとトレーナーって何する人なんだろう?
聞かれた時だけ答えるガイドさん?( ̄_ ̄? )
◇
イベント開催後に、
強度が高いメニューを導入した件についてある女性スタッフにこう言われました。
「そもそも、このイベントに参加したいと考えた会員さんたちは元から身体能力が高いと思いますよ。」
タブンネー♫ <( ^0^)> ( ̄____ ̄; )…。
と。
「あなたのトレーナーとしての、
参加者に対する体力予測は間違っていなかったし、
だから結果的に上手くいったのは当然のこと。
だってもともとそういう人たちだったワケだし。」
そう聞こえた。
良い意味で賛同して言ってくれたのかもしれないけれど、
自分としては
「それは違う!」と軽くイラっとした感覚を覚えました。
(* ̄^ ̄(* ̄^ ̄(* ̄^ ̄)0 チガウヨ!
なぜって?
このムーブメントは参加者の誰しもが初で、過去に一度も体験したことがないし、
ましてや、普段やっているトレーンニングは軽めのボディメイクや
これまた軽めのサーキットトレーニング中心の会員さんたちだったから。。
積み重ねがない中での結果に対して安易に判断を下し、
もともと身体能力が高い、は適切ではないと思う。
不満が募ったので調べてみることにしました。
カタカタ…|PC|_( ̄^ ̄ )
身体能力とは、筋力や持久力、柔軟性など、体にもともと備わっている能力です。行動体力とも呼ばれ、スポーツを行うだけでなく、健康に生きていくために必要な能力です。
身体能力の分類には、次のようなものがあります。 筋力、筋持久力、瞬発力、心肺持久力、敏捷性、平衡性、柔軟性
だそうで、
この生まれ持って持ち合わせている能力を上手く使いこなせるのか?どうか?
はまた別な対になる言葉があって、
これが運動能力。
運動能力は、身体能力を生かしてテクニックやパフォーマンスを発揮する能力で、
身体能力と密接に関連しています。
なんだそう。
ふ━━( ¬ _¬)━( ¬ _¬)━( ¬ _¬)━━ん
言葉の意味や使い方として捉えた場合、上記が正しい使い方として、
本来「身体能力が高い」は、
持ち合わせている身体能力を使いこなす運動能力が高いことを
指す。
になると思います。
これを「健康寿命を延ばしていく」にあてはめて考えたとき・・・
今よりも健康になるには運動能力を高めることが大事で、且つ、
そこにはテクニック(結果として周知されるパフォーマンス)が向上していくのかどうか?
という尺度がマストになると思います。
それは、具体的な成果と上達に向けて着実に積み上がるトレーニングを行っているか?
また、ジムとしてもその環境を提供出来ているのか?がとても重要だ、
と定義出来そうです。
ウメトレマンもトレーニング指導する際に、忘れず気を付けて行こうと思います。
何故なら!?
この要素がない
≒ みんな常時完璧にこなせるテクニック状態にある
≒ フィットネスレベル(運動レベル)は常に低い
≒ ジムに来ているにも関わらずフレイルに向かっている
となってしまうから。。
トレーナーはただのヘルプガイドであってはいけないのだ。
そして、ジムはビジネスをする以上、集う会員さんたちの健康寿命を延ばしていくために
図書館的な仕様にするのではなく、
身体能力高める仕組みと尺度を持ち合せるべきだと思う。
ジムの存在意義が社会貢献だと考えるのなら。
アーイカワラズ、リクツッポイヨネェ~♫
ヨッ♫ コリクツマン!
ゲ。(;¬д¬) ⊂(▽^ )
◇
さて、クロスフィット・ゲームス(決勝大会)のイベント5です。
この5は、
「物体を下から上へ動かす動作」に終始する内容です。肩から上へ、床から上へ、持った状態でカラダごと上へ、という風に股関節の屈曲伸展をフル稼働させて効率良くやり続けるメニューになります。
これにチャレンジしてみることで、
◎インナーマッスル(腸腰筋、大腰筋、腸骨筋群)をしっかり活動させることで、抗重力筋を鍛えて股関節を大きくコントロール出来るようになります。
1)股関節をしっかり屈曲、伸展させる
2)カラダの連動の中で効率良く物体を動かすテクニックを学ぶ
この2点を中心に、
イベント5メニューをこなしましょう!
ヒロッテ (( ( \ ̄▽ ̄)三( /  ̄0 ̄) )) アゲル!
今回は、身体能力評価について、ジムとトレーナーが図書館的にならないことが重要な件と
とクロスフィット・ゲームス イベント5も取り上げて、
題して
『身体能力を評価してもらえるジムを選ぼう。』を
解説しました。
これまたトレーニングを習慣にして行っていく参考にして頂ければと思います。
サ ン コ ウ_〆(  ̄ー ̄ )♫
2024 CrossFit Games Masters : Event 5
3回目の決勝トライアルに関して。
イベント3は年齢制限があったのと、イベント4は短すぎるのでイベント9と組み合わせて
行うことにし、とばして5をやることにします。
そして、これを
宅トレで行う場合は楽しく、『 ハウスフィット・ゲームズ Event5 身体能力を評価してもらえるジムを選ぼう。ジョーズジョーズ♫ [◎]o ̄))ノ ┌(_Д_┌ )┐=3=3 ハッ!Physical Checkup! 』が今回のテーマです。
前回、少しでも時を止めれた実感を作れた方、
おめでとうございます!(⌒∇⌒)ノ"
3日くらいで止めてしまった方、運動の習慣化の道は最初は険しいのでじっくり作り上げていきましょう♫
(  ̄0 ̄ ) サイショカラデナクテモ、イイサー。
図書館的ジムかどうか?しっかり見極められるか?
節穴と言われてしまうかはアナタの心眼度に掛っています。
ミキワメメルンダ! (  ̄Д ̄)つ ┓( ̄皿 ̄;┌ ) ダカラ、ドーヤルノヨ!ソレ!オーイ!
《 HouseFit Games Masters Event5 身体能力を評価してもらえるジムを選ぼう。ジョーズジョーズ♫ [◎]o ̄))ノ ┌(_Д_┌ )┐=3=3 ハッ!Physical Checkup! 》
For time of ; Time cap 15min.
S1. 75 M.B Pull-up-bar Shots < 5kg >
S2. 40 Double D.B S2O < 7kg ×2 >
S3. 30 D.B Step-overs < Bench over >
S4. 40 D.B Snatches < 7kg / Alt. >
S5. 75 M.B Pull-up-bar Shots < 5kg >
※まず、僕がやったメニュー構成をカンタンに説明します。
タイマーを1つ用意して15分にセットしてカウントダウンして始めます。
※決勝大会は不慮の事故が起きてしまったため、なんとなくメニュー変更した方が良いと感じています。加えてしっかりチャレンジし易いようにMastersで行っていきます。
※本来、S1、5は、男性なら10Kg、女性は8㎏重量のメディシンボールを10mの高さの的めがけて投げるウォール・ボールショットの規定ですが、ジム環境にこの形が取れないため懸垂バーめがけてあてる内容に変え、また、扱う重量も軽くして行っています。
今回は股関節の屈曲筋を主に意識して強くこれを開いてパフォーマンスを出し続けることを意識して行いました。
(  ̄曲 ̄ ) シッカリ!
《 Scale:宅トレ用スケールダウン 》 《 HouseFit Games Masters Event5 身体能力を評価してもらえるジムを選ぼう。ジョーズジョーズ♫ [◎]o ̄))ノ ┌(_Д_┌ )┐=3=3 ハッ!Physical Checkup! 》
For time of ; Time cap 12min.
S1. 75 Jumping Jack with D.B
S2. 40 One Hand D.B Press
S3. 30 OH D.B Lunge < 2kg × 2 >
S4. 40 G2O
S5. 75 Jumping Jack with D.B
♀ < D.B 1kg ×2 > ( P.B 1L × 2 )
♂ < D.B 2kg ×2 > ( P.B 2L × 2 )
※自宅で行う場合は軽い重量で行いましょう。
タイマーを1つ用意して12分にセットしてカウントダウンさせて始めます。
今回は全てダンベルを使ったムーブメントメニューになります。
S3だけダンベルを2個使用します。筋持久力と無酸素運動のダブルパンチを
どう乗り越えていけるか?にチャレンジします。
結構息が上がると思うので、適度にドリンク補給しながら最後までやりきりましょう!
(  ̄ノ日 ̄ )0 ノミモノ、ワスレナイデネ♫
<やり方>
S1.5 75 Jumping Jack with D.B
ダンベルを横にして胸の前で一つ持った状態から始めます。
その場でジャンプして足を左右に開くのと同時に胸にセットしたダンベルを頭上に挙上させます。その後、ジャンプして足を閉じるのと同時にダンベルを元の胸の位置に戻します。
これで1回。
ジャンプ! (( ( 0=0 )三( ノ ̄ \ ) )) ジャンプ!
以下にやっている動画もありますので、よければ参考にしてみてください。
S2. 40 One Hand D.B Press
ダンベルを1つ(左右どちらでもOK)を肩の肩峰のあたりに持って、肘を前に突き出します。この状態で膝の軽い屈伸(ディップ)の反動に合わせて頭上に真っすぐ挙上します。
この時、なるべく耳の側で挙上させられるように頑張りましょう♫
肘はしっかり前に突き出してセットすることで手首や肘のケガを防ぐことが出来るので、最初はキツイかもしれませんがなるべく肘を前に出して行いましょう!
(きつくなったら、手を変えて行っても構いません。)
ヒジマエニダシテ!(( ( > ̄0) )) ウエニキョジョー!
以下に動きをやってみている動画があるのでよければ参考にしてみてください。
S3. 30 OH D.B Lunge < 2kg × 2 >
ダンベルを2個使います。
手にもったダンベルを頭上に真っすぐ挙上させた状態をキープしたままランジを行います。
出来る方は膝を床面につけてランジしてください。その際、腹筋を固めてしっかり体幹がブレないようにして行いましょう♫ 難しい方は膝が付かなくても大丈夫です。
これを交互に30回行います。
(( ┏( ┓/ ̄0)/ )) ランジ♫ ランジ♫
以下に実際にやっている動画がありますので良ければ参考にしてみてください。
S4. 40 G2O
床面にダンベルを一つ置きます。
それを左右の手どちらもで良いので頭上まで一気に挙上させます。
右でやったら、次左、という感じで交互に上げていきましょう。全部で40回分行います。
ユカカラ、ズジョウマデ。(  ̄▽)/ ̄
以下に実際にやっている動画がありますので良ければ参考にしてみてください。
◎KGI ( Key Goal Indicator- 今回のゴール地点 )
Breathing & Tempo Control
Forecast Modeling
◎KPI ( Key Performance Indicator- 過程ごとのゴール )
Keep your muscular endurance up and control your breathing and core so that you can keep moving even as your breath rises.
◎Operational Act:チャレンジすべきテクニック
・S1、5はボールを放つようにして上げてスクワットキャッチ。
・S2はディップだけじゃなくて踵を上げてパンチ。
・S3はカラダを低姿勢で保ちながら乗り切ってからターン。
・S4はプルアンダーで挙上を上手くコントロールする。
◎Result:結果と反省
13:19で終了。正直、始めたときは時間内に終わらないんじゃないか?と思ったが、
そこから動きを計算しきれたのは大きな収穫だった。
肩がまだ完全に治り切っていないので、S2が結構な負荷だったが、下半身を使って上手く
乗り切れた。
◎Future Measures:課題
S1、5のムーブメントでスクワットが多くなると、連続して出来なくなり細かく割って行う展開になってしまうので、スクワットの際のボトムラインに調整を掛けた方が良さそう。
S3で股関節を伸ばし切るのが上手く出来ないので、バランスを取る、このタイミングで行うは意識しようと思った。
◎Obtained:得られた知見
とりあえず時間内には終わらせられたので、スクワットの動作方法に今後は徹底して改善をして行こうと思う。
( ノーへー" ) ナァーンカ、ダメナンダヨナー。
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